コネクテッドカーとは、ICT端末としての機能を有する自動車のことです。
背景
車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、新たな価値を生み出すことが期待されています。
① 無線通信の高速・大容量化
・・・リアルタイムかつ容量の大きなデータの送受信が可能になる
② 車載情報通信端末の低廉化、スマートフォンなどによる代替化
③ ビッグデータの流通の大幅な増加
コネクテッドカーが実現するサービス
具体的には、事故時に自動的に緊急通報を行うシステムや、走行実績に応じて保険料が変動するテレマティクス保険、盗難時に車両の位置を追跡するシステム等が実用化されつつあります。
今後の市場予測
コネクテッドカーの世界市場予測は、2014年度は1,350万台規模だったが、2025年度予測は6,547万台と大幅に増大しています。スマートフォンを含むモバイル端末連携型のコネクテッドカーを中心に今後、更に拡大すると予想されています。